
山に登る醍醐味はやはり景色にあります。苦しい思いをして登ってきた登山者に、様々な美しい姿を見せてくれます。それは、季節、ルート、時間帯などで変化し、ひとつの山は何度も足を運ばせる魅力を秘めています。ここでは、そんな景色をビデオ映像に納める撮影について紹介します。 |
 |
 |
●アングルを変えて撮る
同じ花でも撮影するアングルを変えることで、受ける印象が大きく変わってきます。上から見下ろすように撮れば可憐な花ですが、下から見上げるように撮ると生命力にあふれる力強さが感じられます。 |
|
|
●ティルトアップで撮る
時に立派な巨木や美しい木立に出会うことがあります。横から木全体を撮影してもいいですが、幹に寄って、上へとティルトしながら撮影すると、立派さが強調される映像になります。 |
 |
|
|
 |
●山頂からの大パノラマを撮る
山頂に広がる雄大なパノラマの撮影方法です。撮影はパンニングして撮るだけです。しかし、私たちのパンニングは回転スピードがどうしても速すぎます。たとえば90度の角度を撮影するのなら10秒間で0度から90度になるようにゆっくりと回転するようにしてください。 |
|

●一脚代わりに活用する
歩行時の補助としてバランスをとったり転倒の防止に役立つステッキは、撮影にも便利です。登山専門店で売られているものの中にはステッキを握るグリップ部が外れ、そこにビデオムービーをセットできるタイプがあります。また、アクセサリーでは、ステッキに取り付けてビデオムービーを固定できるタイプもあります。ステッキを回転させて撮影すれば、安定したパンニングができます。 |
|
|
|