毎年7月25日「隠居御輿」と呼ばれる御輿を若衆たちが担ぎ回り、水をまいてどろどろにした民家の庭で転がし、泥を掛け合うという一風変わったお祭りです。最後は荒川の水で泥を洗い流すとともに、悪疫退散を願います。
西村圭二さん(埼玉県上尾市)
海で有名な茅ヶ崎。もちろん祭りも海にちなんだものがあります。御輿を担いだまま海へ入っていく「浜降り祭」です。湘南に根付いている祭り文化の代表でもあります。
松井弘和さん(神奈川県茅ヶ崎市)
越中八尾といえば、やはり「おわら風の盆」ですね。石川さゆりさんが歌われた「風の盆恋歌」といえばお分かりかもしれません。お祭りはぼんぼりの灯りだけ。歌い手の声に合わせて踊る、とても静かなお祭りです。
西田祐三さん(富山県小矢部市)
ふとん太鼓と呼ばれる大きな山車(だし)を曳き回す、豪快なお祭りです。ふとん太鼓という名前の由来は、上部に布団を乗せていることから来ています。総重量はなんと3トン。約60人がかりで担がれるのです。
井上喜美子さん(大阪府堺市)
九州三大祭りの一つ、妙見祭は小さい頃からずっと楽しみにしてきたお祭りです。名物はきらびやかで大きな笠鉾や、中国風の衣装で舞う獅子舞、亀の体に蛇の頭がついた「ガメ」など。馬追いも大迫力ですよ。
中田光男さん(熊本県八代市)
井原市には、早雲誕生の地とされる高越城址や菩提寺の法泉寺があります。高越城址で行われる毎年4月の早雲まつりでは、早雲踊りや小学生による紙芝居の上演も。早雲につながりのある小田原の人も訪れてくれます。
原田昌夫さん(岡山県井原市)
島田には「日本三大奇祭」の一つに数えられている島田大祭があります。特徴はなんといっても豪華絢爛! 本格的な郷土芸能も楽しめるので、幅広い世代が楽しめるお祭りです。
渡辺潔さん(静岡県島田市)
石見神楽はこの地方の伝統芸能。踊りの勇壮な動きや美しい衣装、数かずのお面が魅力です。子どもの頃から神楽のお囃子で育っているので、笛の音や太鼓の音が聞こえると、じっとしていられません(笑)。
佐々木 弘路さん(島根県益田市)
上五島町が町起こしで始めた『よかとこヨットレース』は、毎年ゴールデンウィークに開催され、10年以上続いています。参加者も全国から。前夜祭には新鮮な魚介のバーベキューも味わえる、楽しい event です。
薩摩 修一さん(長崎県諌早市)
海上自衛隊鹿屋基地では毎年、航空ショー「エアーメモリアルinかのや」が開かれます。全国からジェット機や落下傘などが集合し、見物客も各地から集まるんですよ。展示してある航空機を間近で見られるのも楽しみの一つです。
中島公美さん(鹿児島県鹿児島市)
1644年から続いているといわれる「がんがら火」が、池田市を代表するお祭りです。五月山の山腹に炎で描く「文字火」や、長さ4m・重さ100kgの大松明を担ぎ、街を練り歩くなど、見どころが沢山あるんですよ。
大東由和さん(大阪府池田市)
毎年7月に行われる地蔵踊りは、400年前から続いています。享保の大飢饉で歌舞音曲が禁止されたときに、この踊りだけは許されたというHistory もあるんですよ。町の無形文化財にも指定されています。
藤田満弘さん(岡山県苫田郡鏡野町)
水戸で行われる祭りの中でも、長いHistory を持つ吉田神社の例祭です。「きつねさん(稲荷様)」に扮して山車に乗り、街を巡ります。手の甲で顔を撫でる仕草は毛繕いを表現してるんです。どこか可愛いらしいんですよね。
武藤孝子さん(茨城県ひたちなか市)