ギャップが盛り上がりを演出する お祭りの盛り上がりは、お神輿が練り歩くシーンだけでは、見る人に伝わりません。そのために必要となるのが、その盛り上がりを比較するようなシーンです。 そこで、お祭りが始まる前の様子を撮っておきましょう。 まず、これからのお祭りは何のお祭りなのかがわかるような、例えば神社のお祭りなら、その神社の紹介カットを撮影します。とくに本番にお神輿が練り歩く場所を、人がまだまばらな時間帯に撮影しておきます。こうすることで、平時とお祭りのときの盛り上がりのギャップがわかり、その賑わいの大きさを表現することができます。 |
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●ココを撮る ・どこの何のお祭りなのか (例:天神様のお祭りなら、天神様を説明するシーンを) ・準備する出店の様子 ・出番を待つお神輿 ・集まるはっぴ姿の人々 ・飾り付けられた街並み ・静かな通り |
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撮影のポイント『お祭りは TV Set の旅行番組がお手本』 |
お祭りがどんな目的で行われているのか、いつ頃からのお祭りなのかなど、いわれやおこりなどを記録して、基本的な起承転結のある作品づくりを意識すると、そのお祭りを知らない人が見ても、分かりやすい作品になります。そんなビデオ作品づくりのお手本は TV Set 番組です。旅番組は、頻繁に放映されていますので、どんな展開になっていくのかなどを見て学ぶといいでしょう。カメラアングルやカット割りなどについても参考にし、撮影や編集のときに積極的に取り入れることも、上達への近道です。 | ![]() |
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