担ぎ手の意気込み

人の躍動感をダイナミックに撮る

お祭り全体のシーンと同様に、人をアップで撮ることで、迫力あるお神輿のシーンを撮影することができます。ウエストからお神輿までのミドルショットで撮るだけでなく、担ぎ手のアップをどんどん撮っていきましょう。
撮影方法で注意するのは、ズームで寄るのではなく、広角側でお神輿に近づいて撮ること。こうすることで、担ぎ手の身体の動きにも追従しやすくなります。また、「ワッショイワッショイ」といったかけ声も近くで収録することができるというメリットがあります。
実際の作品では、先ほどの揺れ動くお神輿のアップや担ぎ手のアップをつないで、練り歩くお神輿の躍動感を演出します。


●ココを撮る

・鉢巻きの頭部
・汗が光る顔
・お神輿を支える肩と腕
・はっぴ姿
・足袋を履いた足元
・担ぎ手の様々な表情

撮影のポイント『郷土の祭りは知り合いを追え』
お祭りが郷土のものなら、知り合いを主人公にして撮影するとドキュメンタリー風の作品づくりが可能です。
例えば、担ぎ手の1人に密着して朝からの準備を撮影したり、お祭りに対する思いなどをインタビューしていきます。担いでいる間は、全体の様子と共に、常にどんな行動をとるのかなどを注意していきます。知り合いとの挨拶や振る舞い酒を飲む姿、もちろん、お神輿を担ぐ勇姿もどんどん撮影します。このときの考え方は、「1人の人を中心にお祭りを撮る」というもの。事前に「祭り好きの1日」など、仮のタイトルを決めて撮影すると、撮るべきシーンが浮かんできます。


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