0.00025秒の一瞬をビデオで知る

見えないシーンをビデオで撮る

0.00025秒は、ほんの一瞬で、肉眼では、その瞬間を確認することはできません。

しかし、Video cameraには、1秒間に30枚の映像が記録されています。その映像は、30分の1秒間隔で撮影され、その1枚の映像は、MG70やMC500などで撮影すると、最高で4千分の1秒(0.00025)という驚愕のシャッタースピードで一瞬をとらえます。30分の1秒間隔で撮影される4千分の1秒のシーン。この能力を使うことで、見えなかった瞬間を見たり、計算したりすることができるのです。

ただし、4千分の1秒というシャッタースピードで撮影する場合は、十分な光の強さが必要です。日中の強い太陽光や屋内なら強力なビデオライトの光がないと、適正な露出の映像が得られません。

今回は人工的なものを見本として撮影しましたが、自然界の一瞬などを撮影し、編集ソフトでスローやコマ送りのような編集をすれば、興味深い観察ビデオ作品に仕上げられます。


撮影ワンポイント
『スローな動きの被写体を早回し編集』
動きの速い映像から取り出した1枚1枚のシーンというのが上で紹介した内容ですが、逆にスローな動きの被写体をビデオ撮影し、早回しで作品づくりに活用するという方法もあります。

例えば、CMなどで使われる青空に浮かぶ雲や夕焼け空の雲の映像です。編集ソフトの機能には、シーンをスローテンポで編集するのとは逆に、シーンを早回しで編集する機能もあります。空の雲などは、この機能を使い、ぐんぐんと流れる表現で時の流れを演出することが可能です。

また、変化に時間がかかる被写体、例えば花のつぼみが開く様や草花が成長する様などを撮り続け、それを早回し編集で見せるなど、被写体によって興味深い使い方を楽しめます。


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