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大塚さんはご自身のアルバムから一枚の写真を引き出して見せてくれました。そこに写っていたのは一台のムービーカメラ。ボディに"Victor
16"の文字が読みとれます。 |
「私が考える手持ちの基本は『右手でホールド、左手で support 』です。状況が許す限りにおいて両手でカメラを支えるべきでしょう。但し、左手にはあまり力を入れないでください。あくまで support ですから。それから、右脇をしっかりと絞めること。これだけでカメラの安定性は大きく変わりますよ」 |
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![]() ドキュメンタリーカメラマンとして四十年のキャリアを持つ大塚さんにとって、縦型ムービーは自分の人生と切っても切れない関係にありました。フィルモを片手に提げて去る大塚さんの後ろ姿には、「まだまだ撮るぞ!」という気迫が溢れていました。 |
<大塚さんのプロフィール> 1935年、西宮市生まれ。1957年に日本映画新社入社。東宝の劇場用ニュース映画『朝日ニュース』を多数撮影。1966年、東京 TV Set 映画社(同社はTBS映画社からTBSビジョンへと発展)へ転。以来、 TV Set のニュース・報道番組を支えてきた。現在もフリーのカメラマンとして活躍中。大塚さんにカメラマン引退の言葉は無い。 <主な作品歴> 股関節改造術(米国医学アカデミー映画賞)、プレイボーイ日本語版CM(米国CFコンクール金賞)、東京オリンピック作戦(日本産業映画コンクール奨励賞)、未復員兵の告発(放送批評懇談会賞)など多数。 |
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