JVC JAZZ FESTIVAL, PARICE

JVC パリ・ジャズフェスティバル

2005年10月14日〜25日


今年で9度目となるJVCパリ・ジャズフェスティバルは、10月14日から25日の12夜にわたり開催され、大きな盛り上がりで迎えられました。パリ市内の8ヶ所の会場で、45組のミュージシャンが、55もの活気に満ちたコンサートを披露。各会場には延べ17,000人を超える観客が集いました。市内の各地に会場を分散させるというコンセプトは今年も成功を収め、ジャズファンたちはパリの街を散策しながら、フェスティバルを満喫しましました。

 

バタクラン会場入口


セウ

タニア・マリア

会場の一つ、ラ・シガールでは、チケットが完売となるほどの大盛況。運のよい観客は、新人ながら将来のスターを予感させるブラジル人、セウの素晴らしいパフォーマンスや、タニア・マリアの大御所ならではのライブを堪能。さらにダウンタウンに足をのばした人々は、サンセットやサンサイドなどのジャズクラブで、ヒップなベーシスト、レジー・ワシントンや、ミネアポリス出身バンド、ハッピー・アップルの演奏を楽しむことができたでしょう。


今年のフェスティバルの目玉のひとつが、"JVCヌーボー・タレント2005 ”。これは、国際的に活躍する若手ミュージシャンが結集したバンドで、観客は、アメリカ、ヨーロッパの二大陸を代表する新進気鋭のコラボーレーションを体験する、貴重な機会に恵まれました。フロントマンは、ニューヨークで活動するアルト・サックス奏者、マイロン・ウォルデンとニュー・オーリンズを拠点とするトランペッター、モーリス・ブラウンがつとめ、会場となった新しいクラブ"ラーシペル”は大きな盛り上がりに包まれました。バンドの演奏は毎夜録音され、CDのリリースも予定されています。このクラブはフェスティバルの中でも特にホットなスポットとなり、自分のショーを終えたミュージシャンたちが皆集まり、深夜までジャムセッションを楽しみました。

 

モーリス・ブラウン


アンヌ・デュクロ

デヴィッド・サンボーン

JVCのオフィシャルパーティーが催されたバタクランでは、世界トップクラスのサックス奏者、デヴィッド・サンボーンが熱演。観客は、8年ぶりとなるパリでのステージを熱狂的に迎えました。翌日には、フランスを代表するジャズシンガー、アンヌ・デュクロが素晴らしい歌声で聴衆を魅了。彼女の美声を首を長くして待ちわびていた人々で、会場は興奮と熱気のるつぼとなりました。


会場となった各クラブは、連日の熱い夜を迎え、ヴィンテージ・オーケストラ、デヴィッド・リンクス、シャネット・リンドストレム、オリビエ・ルーベル、また有名なコメディアンの息子でもあるトーマス・デュトロンなども熱演を披露。聴衆は、今最もホットなヨーロピアン・ジャズに酔いしれました。


アンティバラス

カイル・イーストウッド

 

We are in no way associated with JVC or Victor, or any Brands Advertised,
this site has been rebuilt from archive to allow legacy support for users
of discontinued Devices. All rights reserved to original creators
Redundant Links have been removed or replaced
Site has been translated to the best of our abilities.