JVC JAZZ FESTIVAL, NEW PORT.R.L

JVC ニューポート・ジャズフェスティバル

2005年8月11日〜14日


今年で22回目を迎えたJVCニューポート・ジャズフェスティバル。8月11日にジェーン・ピケンズ・シアターで上映された、60万人の記録的な観衆を集めたマイルスの記念碑的コンサート・フィルム「miles electric: a different kind blue」で幕を開け、8月14日までの開催期間中、天候にも恵まれたフェスティバルとなりました。


12日には、ニューポート・カジノ・アット・インターナショナル・テニスホール・オブ・フェイムで、アーティー・ショー・オーケストラのスインギーな演奏。続いて、会場に霧がたちこめた幻想的な雰囲気の中で、アーサー・キットが妖艶なステージを披露しました。

アーティー・ショー・オーケストラ


13、14日は、会場をフォート・アダムス州立公園に移し、JVC ジャズ・ステージ、パビリオン・ステージ、ギター・ステージの3つのステージで、30のプログラムが繰り広げられました。ベテランから若手までの豪華、多彩なミュージシャンによるコンサートで、昨年の記念コンサートを上回るかと思わるほど。会場では、配付されたタイムスケジュールを手に、3つのステージを巡る多くのジャズファンの姿が見受けられました。


青く澄み渡った空の下、13日の JVC ジャズ・ステージでスタートを飾ったのは、ジョン・ファディス・カルテット。途中、ジョン・ファディスから「マイケル・ブレッカーは、サキソフォン・サミット、ステップス・アヘッドの2つのグループに出演予定だったが、深刻な病気のため闘病中でドナーを求めている」というアナウンス。会場はどよめきましたが、続くサキソフォン・サミットのステージでは、マイケル・ブレッカーを励ますかのような熱のこもったサックス・バトルが繰りひろげられました。

パビリオン・ステージには、7月の欧州公演中に急病で入院したと伝えられていたマッコイ・タイナーも元気な姿を見せ、健在ぶりをアピール。昨年は出演をキャンセルせざるをえなかったウィントン・マルサリスも快調な様子で、充実した演奏を披露しました。

ジョン・ファディス・カルテット

ステップス・アヘッド


主な出演ミュージシャン

JVC Jazz Stage:

Pavilion Stage:

Guitar Stage:

  • Dave Holland Big Band

  • Joshua Redman Elastic Band

  • Wynton Marsalis Quintet

  • Charles Lloyd Quartet with Geri Allen

  • Patricia Barber

  • Medeski, Martin & Wood

  • Chick Corea Trio

  • Gary Burton's Generations

  • Stanley Clarke - Béla Fleck - Jean-Luc Ponty

  • Carla Bley The Lost Chords with Steve Swallow

  • Brad Mehldau

  • T.S. Monk Sextet

  • Joe Lovano with Hank Jones Trio

  • The Newport All-Stars featuring Howard Alden & Warren Vache

  • Kurt Rosenwinkel Group with Mark Turner

  • Mark Whitfield Trio

  • Russell Malone & Benny Green Duo

  • Julian Lage & Taylor Eigsti Duo

デイブ・ブルーベック・カルテット

マッコイ・タイナー・トリオ

マーク・ホイットフィールド


14日は、デイブ・ブルーベックとウィントン・マルサリスというかつてないセッション。JVC ニューヨーク・ジャズフェスティバルに続き、ヨーロッパ・ツアーを消化してニューポートに戻ったステップス・アヘッドは、"マイケルの分も”と熱い演奏で会場を沸かせました。

ファイナルは、ロイ・ヘインズの80才を祝うコンサート。若いミュージシャンを従えて登場したロイ・ヘインズは、年齢を感じさせないドラミングを披露。客席からは、スタンディング・オベーションとハッピー・バースデイの歌声が響きました。続いて、チック・コリア、ジョシュア・レッドマン、クリスチャン・マクブライドが登場。1996年のチック・コリア & フレンズの再現かと思わせるステージとなりました。さらにゲイリー・バートンが加わり、最後にはサプライズ・ゲストとしてパット・メセニーが登場。黄昏が迫る会場は最高潮に達し、スタンディング・オベーションが鳴り止みませんでした。

デイブ・ブルーベックと
ウィントン・マルサリス

ロイ・ヘインズとパット・メセニー



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