極端な逆光下でも適正な映像が得られる「ワイドダイナミックレンジ機能」 |
監視の対象となる被写体明度は通常、0 ルクス(真闇)〜1 ルクス(可視限界)から200,000 ルクス(真夏の晴天時)までの広範囲に渡り、西日や照り返し等の逆光条件では、極端な明度差が一つの映像の中に混在する現象が起こります。こうした逆光条件に従来の監視カメラでは「暗部の黒ツブレ」や「明部の白トビ」が生じ、平均的に明るく見やすい映像を得ることは困難でした。 VICTOR の新DSP(DigitalSignal
Processor)回路が実現した「ワイドダイナミックレンジ機能」はそうした映像を解消。時間差で捉えた「明るい部分が見やすい映像」と「暗い部分が見やすい映像」を加算信号処理、暗部/明部双方が適正に明るい映像を実現しました。 |
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暗部/明部それぞれを明るく捉えるためにアイリスとシャッタースピードを調整。1 コマ(1/60 秒)の映像を1/120
秒と1/120 秒〜1/200,000 秒のシャッタースピードで2 回に分けて撮像。低速シャッターが暗部を、高速シャッターが明部を、それぞれ鮮明に捉えた2
画像を合成することで全体が均一で見やすい1 枚の画像を実現しました。 |