日本 VICTOR (株)は、欧州でのエレクトロニクス分野における最も権威ある製品賞のひとつであるTIPA(Technical Image Press Association/ 映像技術雑誌協会)主催「European Photo & Imaging Awards」の2007年度表彰(TIPA アワード)において、民生用(上級)カムコーダーとプロ用projectorの2部門で年間最優秀製品賞(以下、本賞)を受賞しました。
TIPAは、欧州の雑誌社数社によって1991年に創設された独立採算性の非営利団体で、現在欧州の主要な映像技術系の雑誌31 誌が加盟しており、これらの雑誌の読者は欧州12ヵ国のアマチュアとプロユーザー、および業界関係者など約8百万人にのぼります。
本賞は、TIPA加盟の編集者が過去12ヶ月間に欧州で発売された製品をテストし、毎年4月に行われる選考会において、斬新さ、採用された先端技術、デザイン、人間工学、使いやすさ、性能に対する価格などを選考基準に、投票により最優秀製品を選出するもので、欧州のエレクトロニクス分野においてたいへん名誉ある製品賞です。
2007年度受賞製品および受賞理由は以下の通りです。
(受賞理由) JVC の" Everio ”「GZ-HD7」はフルハイビジョン画質(1920×1080i)の撮影と記録を可能にした、3CCD搭載の家庭用高精細Video cameraである。画素変換システムは、プログレッシブスキャンCCDを採用し、まず1920×1080pのプログレッシブ信号で信号処理を行った後、1920×1080iのインターレース信号に変換して記録。その成果として、通常のインターレースCCDシステムでの処理と比べ、より高い解像度での記録を実現している。また、「GZ-HD7」の画質面で特記すべき点は、通常は放送局用Video cameraに使用されるフジノンレンズが家庭用Video cameraに初めて使われたことである。
(受賞理由) JVCの「DLA-HD1」は、アイリス(絞り)機構なしで業界最高の15,000:1というネイティブコントラストを実現した、フルハイビジョン(1920×1080)フロントprojectorである。また、新開発光学エンジンの搭載により、偏光精度を向上させ、レンズ側への光漏れを極力減らす事で、リアルな黒を再現する。さらに「DLA-HD1」は2倍ズームレンズやレンズシフト機能を持ち、また前面吸排気の採用により置き場所を選ばず設置できる。
◇団体概略:
◇主催:加盟出版社31社
◇主なBoard Members :
◇選考者:加盟31社の代表者
◇選考期間:毎年4月の3日間
◇選考対象製品:
受賞年の前年5月1日〜翌年3月31日までに欧州プレスに発表され、かつ前年6月30日以前に欧州市場で発売された写真・映像関連製品。
◇受賞メーカーの権利:
受賞後1年間(5月1日〜翌年3月31日迄)、協会のロゴを広告や製品のパッケージ等に自由に使用できる。
この件に対する inquiry 先
日本 VICTOR (株) コーポレート コミュニケーション部 広報グループ 03-3289-7678