日本ビクター(株)は、“高画質と臨場感の再現”を追求し続けることで培ってきたデジタル高画質映像技術を駆使した高画質エンジンを新開発、2007年9月に世界初の映像処理技術を搭載した「次世代高画質エンジン」として技術発表し、「CEATEC JAPAN 2007(2007年10月2日〜6日開催)」において世界初公開しました。今回、その名称を「GENESSA PREMIUM(ジェネッサプレミアム)」とし、この新エンジンを搭載した地上・BS・110 度CS デジタルハイビジョン液晶TV Set “EXE(エグゼ)” 「LT-47/42/37LH905」3機種を2月下旬より発売します。
今回「LH905シリーズ」に新搭載する「ジェネッサプレミアム」は、ビクターが業界に先駆けて開発し、液晶TV Set “EXE(エグゼ)”シリーズに搭載した“倍速120コマ表示技術”を応用することで、動きに強いだけではなく、“動画におけるノイズ制御”と、より理想に近い“なめらかな階調表現”を両立。さらには人間の視覚特性を活かした独自のアルゴリズム処理により、立体感あるリアルな質感と色彩を再現します。
※1…2007年9月27日、「次世代高画質エンジン」として技術発表。同年10月、「CEATEC JAPAN 2007」にて世界初公開の新技術として。
品名 | シリーズ名 | サイズ | 型名 | 主な特長 | 希望小売 価格(税込) |
発売時期 | 月産台数 |
地上・BS・110 度CS デジタルハイビジョン 液晶TV Set |
エグゼ | 47V 型 | LT-47LH905 | 次世代高画質エンジン 「ジェネッサプレミアム」搭載 10bit フルハイビジョン 倍速液晶IPSパネル搭載 |
オープン価格 | 2月下旬 | 合計10,000台 |
42V 型 | LT-42LH905 | ||||||
37V 型 | LT-37LH905 |
臨場感あふれる高画質映像再現で市場から高い評価を得ている、当社独自のCPU搭載映像処理専用LSI、“映像知能”「ジェネッサ」。今回、そのCPU処理能力を飛躍的に向上させ、急速に進む高精細・大画面時代に相応しい臨場感を再現する次世代高画質エンジン「ジェネッサプレミアム」を新開発し搭載しました。“映像処理エンジンのビット精度の大幅向上と、高度な新・画像処理アルゴリズムの開発”により圧倒的な動画品位を実現し、“より緻密で色鮮やかな高品位映像”を再現するとともに、眩しさやチラツキを抑えた“人の目に優しい”TV Set を実現します。
この「ジェネッサプレミアム」に搭載される映像処理回路の主な特徴は、以下の通りです。
“映像ソースの限界を超え、さらに上質なコンテンツを作り出す”という新発想のもと、デジタル放送やDVDなどの“24bit入力映像”から、新たに“36bit精度の映像”を創り出す※2、全く新しいビット拡張技術です。より自然で滑らかな階調(グラデーション)表現を可能にします。
※ 2…RGB/Y,Cb,Cr(Y,Pb,Pr)各8bitを12bitに拡張
当社の“倍速120コマ技術”の高精度・動き予測技術を応用した高性能3次元ノイズリダクションで、従来は難しかった“動きのある映像への3次元処理”を可能にしました。これにより動画ボヤケを抑えながら高いノイズ低減効果を実現します。また、低品質映像においても入力映像の品質に合わせてノイズ低減量を自動調節することで、元画像への影響を抑えた、常にノイズの少ない美しい映像を再現します。
“着目した物体の色彩に対する視覚感度が高まる”という人間の目の特性を世界で初めて※1アルゴリズム化。入力映像1枚1枚の色分布をリアルタイムに分析し、映像処理することにより、“人間が対象物に注目した時に見えてくる細かな色彩の違いや緻密なディティール”をより忠実に再現。よりリアルな色彩と質感再現を可能にします。
また、今回の「ジェネッサプレミアム」は、Deep Color や“x..v.Color”※6などの先進規格にも対応しました。
当社従来機(8bitパネル搭載機)に比べ約64倍の階調表現が可能な「10bit パネル」の搭載により、色再現範囲も拡大。広視野角のIPS液晶パネルとあいまって、自然で色鮮やかな映像を再現します。
通常1秒間に60フレーム(コマ)で構成されている映像に対して、新開発ドライバーが、独自の「高精度動き予測アルゴリズム」により、従来比5倍の周辺画像情報を分析し、「10bitフルハイビジョン倍速IPS液晶パネル」に、通常の2倍にあたる120コマの最適フルハイビジョン映像を表示します。
これにより、液晶の残像感の原因である「ホールド表示時間」を半減させ、スポーツ番組や文字テロップなど動きの速い映像もくっきり、リアルに再現します。
※3… 「MaxxAudio®」はWaves社の特許です。「MaxxAudio®」はWaves社の登録商標です。
BS/地上デジタル放送の高画質な映像をはじめ、次世代DVDやブロードバンドによる映像配信などの普及により、大画面TV Set の高画質化に対するニーズは、ますます高まっています。そこで当社は、快適な映像ライフを手軽に楽しめる液晶TV Set として、“EXE(エグゼ)”シリーズ3モデル「LT-47/42/37LH905」を発売します。
当社は、動きの速い映像で感じるボヤケを軽減しクッキリとした映像を再現する液晶TV Set として、2005年10月、世界で初めて1秒あたり120コマ駆動を実現した「高速液晶パネル」搭載液晶TV Set (37V型「LT-37LC70」)を発売。以降、当社「高速液晶パネル」搭載モデルは、液晶TV Set が苦手とする動画応答性を大幅に改善することで、「液晶TV Set の新ジャンルを確立した」との高い評価を得ています。
今回発売する液晶TV Set 3モデルには、当社のデジタル高画質映像技術を駆使して新開発した次世代高画質エンジン「GENESSA PREMIUM(ジェネッサプレミアム)」を搭載。緻密で色鮮やかな立体感のある映像を「10bitフルハイビジョン倍速液晶IPSパネル」に通常の2倍にあたる120コマで再現します。
また、大画面映像の迫力にふさわしい音場を再生する「MaxxAudio(マックス Audio )」機能の搭載により、ワンランク上の高画質・高音質を実現しました。加えて、使い勝手を考慮した、人にやさしい簡単・便利機能を強化し、2011年の地上アナログ放送停波に向けて買い替え需要の拡大が見込まれる中、お客様のさまざまなニーズに対応します。
DVDソフトに記録されている重低音を再現するために、音響心理学に基づき倍音の強さを演算し、低域の音質を向上させる「MaxxBass(マックスベース)」に加え、 プロ Audio で培われた技術を基にし、より質の高い音場再現を可能とした「MaxxAudio(マックス Audio )」を採用。また、独自の「オブリコーンスピーカー」を搭載。重低音から高音までトータルの音質を向上させ、ワンランク上の音場を実現します。
映像を見る部屋の明るさ(明るい部屋や暗い部屋)と、映像ソフトの内容(ドラマ・ニュース・スポーツ・映画・ゲームなど)に応じてボタンひとつの操作で、最適な画質と音質の同時設定(6モード※4)が可能です。
※4…6つのモードの種類(TV Set ・シネマ・シアタークール・シアターウォーム・ゲーム・ダイナミック)
たとえば
取扱説明書を開かなくても“知りたいこと”や“やりたいこと”が画面を見ながらRemote Controllers 操作で確認できる便利な機能です。TV Set 本体に操作・機能に関するデータベースを内蔵し、使う人の「理解度」に応じて操作できます。基本的な機能は「使いかた入門」で確認でき、この操作は音声案内でサポートします。操作に迷ったときや、操作の方法が分からなくなったときは「お助けボタン」を使い、さらに「知りたい・操作したい」場合は、「目次から探す」・「用語から探す」などの使い方ができます。
部屋の明るさに合わせ画面の明るさを自動調整する「EE センサー」と、明るいシーンが多い時にはバックライトをコントロールし、まぶしさを抑える「オートピクチャー」を統合。暗い場面でも、明るい場面でも、目にやさしく、さらに消費電力も抑えることができる環境にも配慮した機能です。
※5…NHK放送技術研究所の技術協力を得て商品化しました。
スリムなフレームと光沢仕上げのブラックフォルムにより、大画面映像をさらに際立たせるとともに、スピーカーをパネル下部に配置することで、コンパクトでスリムなデザインを実現しました。
また、電源を入れると「青色イルミネーション」が点灯して、デザインをさらに引き立てます。
動画色空間の国際規格のひとつである「xvYCC」に準拠した“x.v.Color”に対応。対応の機器と接続すると、これまで表現しきれなかった自然界の色を鮮やかに再現できます。
※6…x.v.Color およびは、商標です。
1本のケーブルでデジタル映像信号/音声信号をダイレクトに伝送可能なデジタル Audio / ビデオの新規格「HDMI端子」を搭載。高画質・高音質のまま、デジタルコンテンツが楽しめます。
※7…HDMI(High-Definition Multimedia Interface):次世代デジタル Audio /ビデオインターフェース規格。対応機器とケーブル1本の接続で劣化のない非圧縮デジタル映像とマルチチャンネル音声の伝送が可能です。
HDMI Ver1.2a以降で規定されている HDMI CEC(Consumer Electronics Control)に対応。CEC対応のレコーダーや Audio 機器と接続することにより、連動電源OFF(TV Set の電源をOFF するだけで接続機器の電源もOFFになる)やDVD自動再生(DVDの再生を押すだけで、TV Set の電源がONになり入力切切換も自動で行う)が可能。接続機器をより便利に使えます。
家庭内のLANを用いて、リビングにあるレコーダーに録りためた映像コンテンツを別の部屋で視聴したり、PCに保存してある写真を大画面で楽しむことができます。
*デジタルメディアプレーヤーとして、DLNAの認証機関による認定を取得。
3・6・9チャンネル分のチャンネル表示など、使い勝手を向上させました。
※8…「電子番組表は、米Gemstar-TV Guide International, Inc. が開発した「Gガイド」☆を採用しています。」)
☆:『Gガイド』は、Gemstar-TV Guide International, Inc. が知的財産権を保有する電子番組表(EPG)技術『G-GUIDE』をベースに株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG社)がサービス開発し、BS-i(株式会社ビーエス・アイ)と提携して日本国内で運用する電子番組表(EPG)で、現在地上波アナログ/ デジタル、BSアナログ/ デジタル、110度CSデジタル放送全てをカバーし、全国で展開しています。Gガイド、G-GUIDE、Gガイドロゴ、Gコード、G-CODE、およびGコードロゴは、米 Gemstar-TV Guide International, Inc.またはその関連会社の日本国内における登録商標です。
使用頻度の高いボタンを大型化するとともに、文字の表示も大きくしました。さらに発信部を2個搭載することでRemote Controllers を斜めに持った状態でも操作ができるなど、操作性を一段と向上させました。
※9…表示できる画像はJPEG形式(DCF準拠)で保存された画像に限ります。
便利な生活関連サービスをTV Set のRemote Controllers 操作ひとつで簡単に楽しめます。
[※10…「アクトビラ」ご利用についてのPlease Note ]「アクトビラ」のご利用には、(ADSL、FTTH、CATV 等の)ブロードバンド接続環境が必要です。また、プロバイダーや回線事業者との契約・使用料が別途必要となります。「アクトビラ」の利用条件については別途「アクトビラ」のサービス内にてご確認のうえご利用ください。「アクトビラベーシック」は、静止画+文字によるデジタルTV Set 向けの情報提供サービス。「アクトビラビデオ」はご利用いただけません。マーク、
および「acTVila」、「アクトビラ」は、TV Set ポータルサービス(株)の商標です。 (アクトビラに関する詳細は: URL:http://actvila.jp/)
型名 |
「LT-47LH905」 | 「LT-42LH905」 | 「LT-37LH905」 | |
使用電源 | AC100V (50/60Hz) | |||
表示部サイズ (幅×高さ×対角) |
47 V 型 (104.0cm × 58.5cm × 119.3cm) |
42 V 型 (93.1cm × 52.4cm × 106.8cm) |
37 V 型 (82.0cm × 46.1cm × 94.0cm) |
|
表示画素数 | 約622 万ドット(水平1,920 ドット×垂直1,080 ドット× RGB3) | |||
画面視野角 | 上下左右178 度 | |||
パネル輝度 (LCD モジュールのMAX 値) |
500cd/ u | |||
外形寸法(スタンドなし)(幅×高さ×奥行き) |
112.1cm × 72.7cm × 13.0cm |
100.7cm × 66.0cm × 13.0cm | 90.1cm × 60.1cm × 13.9cm | |
外形寸法(スタンドあり)(幅×高さ×奥行き) | 112.1cm × 77.4cm × 29.6cm | 100.7cm × 70.8cm × 29.6cm | 90.1cm × 65.1cm × 23.0cm | |
質量(TV Set スタンド含む) | 29.6kg( 33.6kg ) | 23.9kg( 26.8kg ) | 20.4kg( 22.6kg ) | |
消費電力 | 296W(Remote Controllers 待機時:0.2W) | 232W(Remote Controllers 待機時:0.2W) | 220W(Remote Controllers 待機時:0.2W) | |
年間消費電力量 | 230kWh/ 年 | 209kWh/ 年 | 182kWh/ 年 | |
総合音声出力 | 10W+10W | |||
受信チャンネル | VHF:1 〜 12ch、UHF:13 〜 62ch、CATV:C13 〜 C38 地上デジタル:000 〜 999ch (CATV パススルー対応) BS デジタル:000 〜 999ch、110 度CS デジタル:000 〜 999ch |
|||
入出力端子 | HDMI 入力 | 3 系統3 端子 | ||
D4 入力 | 1 系統1 端子 | |||
コンポーネント入力 | 1 系統1 端子 | |||
ビデオ入力 | 3 系統3 端子 | |||
i.LINK 入出力 | 2 系統(4 ピン、S400) | |||
LAN 端子 | 100 BASE-TX/10 BASE-T × 1 | |||
光デジタル音声出力 | 1 系統1 端子(AAC/2ch リニアPCM) | |||
その他の端子 | モニター出力兼用録画出力端子、ビデオリモートコントローラー、 電話回線(2400 bps)、Headphones 端子 |
* i.LINKは、IEEE(Institute of Electronics and Electronics Engineers)1394-1995およびその拡張仕様を示す呼称です。
i.LINKとi.LINKのロゴ「」はソニー社の商標です。
* HDMI(High-Definition Multimedia Interface)とは、HDMI Licensing, LLC の商標です。
日本ビクター(株)は、急速に広まる高精細・大画面時代に向け、映像コンテンツや表示デバイスを選ばずに“緻密で色鮮やかな色表現”と“人の目に優しい映像”を両立する、大画面ディスプレイ用「次世代高画質エンジン」を新たに開発し、2007年9月に技術発表しました。この新たな映像処理システムを搭載することにより、高精細コンテンツはもちろん、ハイビジョンムービーなどによるプライベートコンテンツまで“大画面・高精細TV Set に相応しい高品位映像”を再現可能です。
今回、その次世代高画質エンジンの名称を「ジェネッサプレミアム」とし、「LT-47/42/37LH905」に初搭載します。
2004年4月、弊社は「原色探究」の思想のもと、長年培ってきた独自の高画質映像技術を1つのシステムLSIに統合した世界初※1のCPU搭載映像処理専用LSIとして“映像知能”「GENESSA(ジェネッサ)」を開発し、発表。以降、「GENESSA(ジェネッサ)」は“人間が最も美しいと感じる映像をリアルに再現する”というコンセプトを実現すべく常に進化を続け、液晶TV Set “EXE”シリーズをはじめとした「GENESSA」シリーズ搭載機種は、その映像コンテンツが持つ本来の情報を引き出す“豊かな色彩と映像表現力”で高い評価を得ています。
今回開発した「次世代高画質エンジン」は、高画質性能で高い評価を得ている「GENESSA」シリーズの信号処理性能を飛躍的に高め、急速に広まる大画面時代に相応しい“緻密で色鮮やかな”高品位映像を再現するとともに、眩しさやちらつきを抑えた“人の眼に優しい”TV Set を実現します。
※1…2004年4月20日発表、当社調べ
高品質な“最新フォーマット映像信号”や10bit超へと進化する“表示パネル”、急速に進む“大画面化”へのニーズに対応すべく、“映像処理エンジンのビット精度の大幅向上と、高度な新・画像処理アルゴリズムの開発”により、圧倒的な動画品位を実現します。
デジタル映像処理の演算精度を大幅に向上。「Deep Color(36bit)」入力に対応するともに、「36bit RGB処理」による極めて精度の高い信号処理品質を保持することで、“約687億色の表現能力”と“デジタル化による劣化を感じさせない高品位な映像再現”を実現します。
※2…RGB/Y,Cb,Cr(Y,Pb,Pr)各8bit を12bitに拡張
液晶パネルがRGB各10bit表示へと進化する中、現在のデジタル放送やDVDなどのデジタル映像コンテンツはRGB/Y,Cb,Cr(Y,Pb,Pr) 各8bitが主流となっています。8bit映像が入力された場合、「コンテンツのビット精度を劣化させない」という従来の映像処理回路のビット拡張では、表示映像の品質向上には不十分でした。
今回、当社は「映像ソースの限界を超えて上質なコンテンツを創り出す」という新発想のもと、“8bitの映像から12bit精度の映像を創り出す”まったく新しいビット拡張技術「Real Bit Driver」の開発に成功しました。“TVに入力された信号を12bit化し、その後に高画質処理を行う”という当社独自の手法により、映像ソースのもつ精細感を欠くことなく、ビット数不足による階調部の疑似輪郭妨害がない、自然で滑らかなグラデーションを再現します。
※3…2007年9月27日、「次世代高画質エンジン」として技術発表。同年10月、「CEATEC JAPAN 2007」にて世界初公開の新技術として。
■ Real Bit Driver(リアルビットドライバー)の効果
従来の一般的な「3次元ノイズリダクション」は、静止画像に対しては3次元処理により大きなノイズ抑圧効果を得られるものの、動画像に対しては、動画ぼやけの弊害を軽減するために3次元処理を停止させるのが主流でした。
今回の「次世代高画質エンジン」では、当社が世界に先駆けて開発した「120Hz 倍速液晶ドライブ(倍速120コマ)技術」の高精度・動き予測技術をノイズリダクションに応用することで、従来不可能だった“動きのある映像に対する3次元処理”を可能とし、動画ボヤケを発生させずに高いノイズ抑圧効果を実現しています。また、映像コンテンツに含まれるノイズ量を映像の周波数帯域毎に正確に検出する技術を同時開発。TV Set の放送チャンネルやコンテンツの品質に合わせて最適なノイズ除去量を自動調節することで、常にノイズの少ない美しい映像を再現します。
■ i-ClearMotion NR(アイ・クリアモーションノイズリダクション)の効果
i-ClearMotion NR | ビクター従来型3次元NR | 一般的な3次元NR | |
動画時の対応 | 動画時も3次元NR処理 | 動画時は2次元NR処理 | 動画時はNRオフ |
ノイズ検出、 適応処理方法 |
映像内のノイズ量を周波数帯域毎に 検出し、帯域毎に最適なノイズ除去 量を、細かく自動設定 |
映像内のノイズ量を検出し、 |
ノイズ量によらない、 固定的なノイズ除去 |
コンテンツの明暗部それぞれを細かくコントラスト調整し、奥行きのある映像表現を可能にする「倍速インテリジェントγ(ガンマ)」、ノイズを抑えクッキリとした映像を再現する「倍速インテリジェントクリア」に加え、よりリアルな色再現を実現する世界初※3の技術、「Real Color Creation (リアルカラークリエーション)」を新たに開発し、搭載しました。
この「Real Color Creation (リアルカラークリエーション)」は、“注目した物体の色彩に対する視覚感度が高まる”という人間の目の特性を利用し、“映像1枚1枚の色分布をリアルタイムに分析”することで、人間の着目する映像をよりリアルな色彩と質感で再現することを可能にしました。
従来のTV Set では再現が難しかった“自然界の色”をより忠実に再現するための色信号空間拡張規格である「xvYCC 規格」※4に対応した、独自の「“x.v.Color”対応信号処理回路」※5を開発しました。
ディスプレイの色再現範囲を拡大するとともに、被写体の立体感や素材感まで、その表示能力をフルに活かしたリアルな描写と色彩表現が可能です。
※4…xvYCC規格は動画色空間の国際標準規格です。 ※5…“x.v.Color”およびは商標です。
近年、フラットパネルにおける技術進化はめざましく、2005年10月に当社が世界に先駆けて開発・商品化(「LT-37LC70」)した、液晶TV Set の動画表示性能を飛躍的に向上させる“倍速120コマ”技術をはじめ、臨場感豊かな映像再現を目指してTV Set は日々進化を続けています。また同時に、次世代ディスクやデジタルハイビジョン放送、さらには当社フルハイビジョンムービー「GR-HD7」に代表されるハイビジョンVideo Cameras で撮影したプライベート映像などの高精細コンテンツの普及により、液晶パネルをはじめとしたフラットパネルは“さらなる大画面”を求める市場ニーズによる大型化が急速に進んでいます。
このような市場背景を受け、当社は“より高精細な大画面映像”に対応しつつ、“緻密で色鮮やかな色表現”と“人の目に優しい映像”を両立させるための新映像処理技術について研究開発を進めてきました。
今回開発した大画面ディスプレイ用「次世代高画質エンジン」は、これらの新映像処理技術を1つのシステムLSIに凝縮したもので、当社は今後、この技術を「LH905シリーズ」をはじめとした大画面ディスプレイに、幅広く採用を予定しています。
商品に対するお問い合わせ先
日本ビクター(株) お客様ご相談センター フリーダイヤル 0120-2828-17
携帯電話・PHSなどからのご利用は 045-450-8950