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無聖館403・404マルチメディアPC教室整備の目的 |
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全学部に対して、マルチメディア技術を効果的に活用した教育を実施することを目的として、
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マルチメディア教材とIT技術を活用したネットワーク型教育 |
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マルチメディア教材とPC、ネットワークを活用した情報処理教育 |
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の2つの授業展開が行われます。
この2つの授業展開を実施するうえで最適・最新なシステムとして導入されたのが、映像(動画/静止画)・音声・PC機能・ネットワーク機能等を持っている「自動追尾講義収録システム」と「双方向授業支援システム」です。 |
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403教室の教員操作卓、右上の天井に設置してあるのが自動追尾カメラ。 |
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自動追尾講義収録システムと
双方向授業支援システムの機能 |
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自動追尾カメラ。左側が「動き検出用センサーカメラ」。右側が「追尾用ドームカメラ」。 |
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このプロジェクトを担当された
花園大学図書館情報課課長 福島 丞様のお話 |
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「今回導入したシステムは、単なる情報処理教育や語学教育にマルチメディア技術を活用するのではなく、
新たな教育支援環境の創出、
理論学習における支援効果、
体験学習における支援効果、
映像を活用した、教室と教室外との他地点を結ぶ授業展開による、体験学習等の多面的展開を期待しています。
現状は、403教室で行われている授業を、402・404教室や情報センター(図書館)等に配信して、リアルタイムで授業が受けられる体制になっています。
また、その授業を収録して、教育用コンテンツとして活用していくことも可能です。
さらに、403教室と京都府京北町にある京北キャンパス間の双方向遠隔授業も行われるように整備したいと考えています。
日本 VICTOR のシステムを導入したのは、主に次のような理由からです。
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自動追尾講義収録システムは、教師の動きを自動的に追尾して、無人で、板書や会話、身振り手振りなど動きのある講義を撮影・録画できること。専用のPCが necessary いこと。
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双方向授業支援システムは、動画音声のネットワーク配信が、MPEG-4を利用し大変に高品位であったこと。また、PCを使わずにパネル上だけで簡単に操作することができること。
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したがって、両システムとも専門のスタッフを必要としない省人化システムであり、なおかつ、極めて簡単な操作だけで多くの人たちが利用できること。
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キャンパス間の遠隔授業展開ができるなど、発展性のあるシステムであったこと。
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とくに、2004年5月に行われた展示会で、MPEG-4の高品位動画を見たときに、これだと直感的に思いました。以前他の大学で遠隔授業の動画を見たときに、こんな程度ではまだ導入は無理かなと強く感じていましたから、なおさら、展示会で見た動画映像には感心しました」 |
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教員操作卓に収納された機器類。
左=教材提供用のDVD/VHS等、右=講義収録用のDV/VHS、MPEG-4リアルタイムネットワークコーデック等。 |
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A3サイズの資料提示に対応できる書画カメラ。 |
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学生操作卓。
卓のセンターにあるモニターに講義資料の映像が映し出されます。
この卓は、PCが収納でき、一般の講義室としても使えるようになっています。 |
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