4:2:2コンポーネントデジタル処理による高画質デジタルSフ ォーマットを採用。高いサンプリング周波数が実現した広いビデオ帯域、独自のデジタル圧縮・伸長技術により、細部にまで優れた再現性とマルチジェネレーション(繰り返しコピー)での高画質を実現しています。
16ビット48kHzサンプリングの高音質デジタルサウンドを4チャンネル装備。しかも、各チャンネル独立により、フレーム単位での高精度Audio 編集が可能です。
スタジオVTRとして推奨される特性を持ったフィルタを、標準デジタル信号に対して採用しています。
44.1kHz/32kHz/48kHz非同期など、どのようなサンプリング入力でも48kHz同期サンプリングに変換して記録します。
アジマス角度差を利用して、サーボロック時間を大幅に改善。モード切替え操作にクイックレスポンスします。
SMPTEタイムコードおよびユーザーズビットの書き込み/読み取りが可能。ドロップフレーム/ノンドロップフレーム、JAM SYNC 、リジェネ、スレーブロックに対応します。
デジタルSフォーマットは記録ヘッドに対して4フレーム分の先行読み出しが可能。記録/再生のタイムラグをなくし、ポストプロダクション作業でのタイムコード/リップシンクズレなどを追放しています。
再生しながら同一トラックに別の信号を記録するプリリード機能を搭載。新開発LSIにより5ラインのプリリードウィンドウを装備しています。記録済みのレコーダー映像とプレーヤー映像の特殊効果編集や1:1システムでのA/Bロール編集が可能です。
フレーム内圧縮記録を採用。アニメーションやCG収録で不可欠なフレーム単位での収録/編集を実現します。
編集コントローラーとの組合せで、アッセンブル/インサート編集に対応。フレーム単位での編集やタイムコード編集が可能です。
操作性向上のために、チルタブルパネルを採用。スワップコントロール機能も装備しました。9Pリモートケーブルで接続するだけで、PR-D92側でプレーヤーVTRをコントロールできるため、編集コントローラーなしの自動編集が可能です。
編集IN/OUT点のほかに、固定時間キューアップ点、一時キューアップ点の4つが設定できます。
入力/出力の2つの9 ピンコネクタを採用。チェーン接続での複数台同時運転が可能です。
映像信号の編集開始点を基準に、音声の編集開始点を別に設定した音声スプリット編集が可能。さらに再生時に、編集点の音声レベルをV字型にフェードし、音声ノイズを軽減するAudio Vフ ェード機能を搭載しています。
高性能DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)により、±1/3倍速の範囲でPCM音声のスロー再生が可能です。
デジタルSでは長手方向のキュートラックを2チャンネル設定。編集操作など、シャトルサーチによる映像Search 時でも音声の確認が可能です。
約-1/3〜約+1/3の範囲のなめらかなノイズレススロー再生が可能。編集・送出に威力を発揮します。
フルデジタルシステムに対応するため、内部装着が可能なシリアルデジタルインターフェースをオプションで用意。ビデオおよびAudio の入出力に対応します。
高性能DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)により、アナログ・デジタルすべての入出力レベルの調整が可能です。
SDIフォーマットに基づき、1本のBNCケーブルでビデオと4チャンネルAudio の入出力が可能です。
高性能DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)により、デジタル出力レベルが本体とRemote Controllers から調整できます。
新しいラウンディング方式の採用により、10ビット入力時の画質劣化を大幅に低減しています。
コンポジット、色差コンポーネント、アナログ音声の入出力端子を標準装備。既存のアナログシステムからフルデジタルシステムへ、簡単にグレードアップできます。
デジタル処理によりキャリアリークを抑え、多回数ダビングでの色つきを軽減します。
■3通りのセットアップメニュー設定メモリ
■カラーバージェネレーター内蔵
■EIA規格ラックマウント対応