ビクターのデジタルアンプ「DEUS」が、独自のハイブリッド・フィードバック技術をさらに進化。デジタル増幅過程で発生するひずみを改善するため、新たにデジタルフィードバックを追加し、高調波ひずみを大幅に低減。しかもこれらの回路をワンチップ化することで、クロスオーバーひずみなどもなくし、コンパクトなボディに高音質な130W×7chのハイパワーを実現しました。

ドルビーデジタルやDTSなどの圧縮デジタル信号は、圧縮による音質変化が起きています。またCDやDVDAudio などの非圧縮デジタル信号も、デジタル化による音質変化が発生しています。AX-D701は、ビクターが取り組んできたデジタルの音質改善技術「K2テクノロジー」により、デジタル音楽ソースのさらなる高音質化を実現。圧縮と非圧縮デジタル信号のそれぞれに対応した2モードのアルゴリズムで再現性を向上するCCコンバーターにより改善されたデジタル信号は、192kHz/24bitの高分解能PEM・DDコンバーターで、そのクオリティを余すことなくD/A変換します。

マルチチャンネルスピーカーの面倒な設定を簡単にする、スマート・サラウンド・セットアップ。AX-D701では7chに対応したVer.3.0を搭載。リスニングポイントで手をたたくだけで7本のスピーカー設定が完了するとともに、自動調整されたスピーカーレベルを、オンスクリーンディスプレイで確認できます。

パソコンとの接続を可能にするUSB端子を前面シーリングドア内に装備。パソコンに取り込んだ音楽ファイルを高音質で楽しむことができます。

TVの上や下に設置したセンタースピーカーの音像を、フロントL/Rスピーカーと同じ高さに揃えることができます。セリフがＴＶ画面に定位するため、より自然な音声が楽しめます。

ドルビーデジタルやDTSなどの臨場感あふれる立体音場を、お手持ちのHeadphones で楽しむことができます。

デジタル信号処理の心臓部には、極めて高い演算能力を持つTI社製32/64bitDSP「Aureus™」を搭載。7.1ch対応マルチチャンネルDAPでは、高精度な音場シミュレーション技術による多彩なホール音場をリアルに再現。またドルビーデジタルEXやDTS-ES、DTS96/24、さらにBS/地上デジタル放送のMPEG-2 AACなどに対応した各種圧縮信号やサラウンド信号の超高精度デコーディングを可能にしています。

マルチチャンネルDAPのサラウンドモード

LARGE HALL 1	シューボックス形のクラシック音楽用コンサートホール（収容人数2000人程度）の音響効果を再現。
LARGE HALL 2	アリーナ形のクラシック音楽用コンサートホール（収容人数2000人程度）の音響効果を再現。
LIVE CLUB	天井の低いライブハウスの音響効果を再現。
DANCE CLUB	ダンス会場の音響効果を再現。
PAVILION	天井の高い展示会場の音響効果を再現。
LARGE THEATER	収容人数1000人程度の映画館の音響効果を再現。
SMALL THEATER	収容人数300人程度の映画館の音響効果を再現。
MONO FILM	モノラル音声の映像ソフト向けで、人物の声の定位感を増加。

I/O変換図

高品位なデジタル信号を1本のケーブルで接続できるHDMI端子を入力2系統、出力1系統搭載。DVDやデジタルハイビジョンビデオなどが同時に接続でき、ハイビジョンTVにダイレクトに伝送可能。さらにコンポジットやSビデオ、D4接続された映像信号をアップコンバートして出力できるので、TV側で入力を切り換える面倒がありません。

DVDやビデオなどの映像信号にはフィルム素材とビデオ素材があり、それぞれに最適なI/P（インターレース/プログレッシブ）変換処理を可能にするファロージャDCDi技術を搭載。変換時に発生するコーミング（櫛状のブレ）やジャギー（輪郭のギザギザ）などを抑えた、スムーズで自然な高画質を実現します。

ファロージャチップによる効果

コーミング

ジャギー

クロスカラー