
Everioで記録したデータは、付属のノンリニア編集ソフトを使って手軽に編集することができます。
動画・静止画・音声を同時に、また対等に扱えるので、いろいろと可能性が広がります。
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*この章で使用する「PowerDirector Express NE」「PowerProducer2 Gold NE」「PowerDVD5 NE」はEverioに付属するソフトウェアです。 |

インストールを開始する前に、パソコン画面右下にあるタスクトレイを見て、Windows Messengerやアンチウイルスソフトが常駐している場合は、これらを終了させておきましょう。(インストール完了後は安全のためアンチウィルスソフトを忘れずに再起動させてください。)
アイコンを右クリックして常駐ソフト終了する |
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次に、Everioに付属するソフトウェアCD-ROMをパソコンのDVDドライブまたはCDドライブに挿入しましょう。自動的にインストール画面が開きます。
CyberLink DVD Solutionのインストールボタンをクリック |
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あとは画面の指示に従うだけでインストール完了 |
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CyberLink DVD Solutionのインストールでは、三つのソフトがインストールされます。それぞれの機能は次の通りです。
PowerDirector Express NE |
動画のノンリニア編集ソフト |
Everioで記録した動画・静止画・音声を手早く編集し、様々な形式で出力します |
PowerProducer2 Gold NE |
DVD作成ソフト |
撮影した映像や編集済みの映像をDVDビデオにします |
PowerDVD5 NE |
DVD再生ソフト |
自分で作成したDVDビデオや市販のDVDビデオを再生します |
では、PowerDirector Express NEを使ったノンリニア編集の手順を説明していきましょう。
従来、「動画の編集は敷居が高い」と考えられがちでしたが、こういったノンリニア編集ソフトの登場によって、グッと手軽なものになっています。まずはチャレンジ!あたなのムービーの世界が思い切り広がっていくことは請け合いです。
付属のノンリニア編集ソフト PowerDirector Express NE の編集画面 |
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注: PowerDirector Express NEを起動する場合は、あらかじめパソコン画面の解像度を1024x600(16ビット)以上に設定してください。設定は「 Control パネル」の「画面」で行います。

PowerDirector Express NEを起動したら、まず、ファイルをインポートしましょう。Step3で作った「マイドキュメント」の中の日付フォルダに動画ファイルがある場合は、そこからインポートです。 necessary ファイルを選び「開く」をクリックします。
使いたいファイルを選択して「開く」とインポートできる |
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インポートが終わると、パレット上にファイルが並びます。これだけで編集準備完了です。

次に、ストーリーボード上に使いたいカットを順番に並べていきます。Mice を使って、パレットからストーリーボードへドラッグ&ドロップするだけでOKです。
パレットからストーリーボードへドラッグ&ドロップ |
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ワンカットずつ、IN点とOUT点を決めます。IN点はカットの始まり、OUT点はカットの終わりです。
トリムボタンをクリックするとトリムパレットが開く |
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Mice でスライダーを動かしてIN点・OUT点を決める |
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Mice でスライダーをドラッグし、動かすだけで、IN点・OUT点は、簡単に変更できます。 これで、カットの長さが決まりました。

ストーリーボード上にあるすべてのカットのIN点・OUT点が決まったら、モニターで「ムービー」をクリックし、再生ボタンを押して確認してみましょう。一回見て違和感がなければ、これで最低限の編集は完了です!
ムービーボタンを押して、再生ボタンをクリックすれば再生が始まる |
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念のため、ここでストーリーボードにある編集データを保存しましょう。
「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択 |
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デフォルト(初期設定)通り「MyWorks」フォルダ内に保存する |
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編集を終えたムービーは、様々な形で出力することができます。記録型DVDディスクやCD-R/RWへのコピー、電子メールやHome ページで使用するストリーミング形式、他の動画ファイルファイル形式での出力などが手軽に行えます。
「出力」をクリックすると、「ムービーの出力」画面が開く |
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Everioの動画は手軽に撮れて、手軽に編集できる!だからこそ手軽に利用したい!
記録型DVDディスクに出力する場合
画面Aで「ディスク形式出力」を選ぶと下のメニューになる。
この画面で DVD形式を選択し、「出力後、ディスク書き込みを行う」にチェックを入れる |
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デフォルトのMyWorksに保存、「開始」をクリックする |
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出力が終わると自動的にPowerProducer2 Gold NEが起動する |
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ドライブに記録型DVDディスク(DVD-Rをご使用下さい)を入れ、DVDボタンをクリック |
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これだけでDVDムービーの書き込みが開始します
AVI形式・DivX形式・MPEG1・MPEG2形式で出力する場合
PowerDirector Express NEの画面Aで「ファイル形式出力」を選ぶと下の画面に |
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ここで出力したいファイルタイプを選択 |
より高画質で出力するためのテクニック
MPEG2形式での出力では、様々な画質を選択することができます。
より高画質な出力をするためには、ムービー形式を選択する段階で、「ファイル形式出力(GZ-MCシリーズ)」を選びます。撮影時の画質が「ウルトラファイン」の場合は、出力する形式を「ULTRA」にすることで、ほぼ撮影時の高画質を維持したままの出力ができます。この場合、「SVRTを使用する」にチェックが入っていることを必ず確認しましょ
撮影時の画質がファインの場合は出力形式で「FINE」か
「ULTRA」を選び、撮影がノーマルの場合は「NORM」「FINE」
「ULTRA」のいずれかを選ぶことで、SVRTを生かしたほとんど劣化のない出力が可能です。
SVRT=SmartVideoRendaringTechnology: 動画の出力時に、トランジションなどの編集した部分だけを再出力することにより、短時間で劣化の少ない処理を行う。

Everioで撮った動画をもっとも簡単に活用したい!
…ならば、Everioに付属するDVD作成ソフト=PowerProducer2 Gold NEだけを使って編集無しでDVDビデオ化する方法があります。
通常のDVD playerやDVDドライブ付きのパソコンで、撮りたての映像を手軽に、そして高画質で楽しむことができます。
さっそく、
PowerProducer2 Gold NEを起動してみましょう。
「ムービーディスクの作成」を選択 |
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使用ソフト: PowerProducer2 Gold NE/Everio付属ソフト |
ディスクタイプを選択 |
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「ファイルの読み込み」をクリック |
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フォルダ内にあるすべての動画を選び、「開く」をクリック |
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動画のサムネール( 画像の縮小見本 )が一列に並んだら、
「DVDに書き込み」ボタンをクリック |
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この画面上で、「削除」や「順番の変更」など、簡単な編集も行えます。 |
記録型DVDディスク(DVD-Rをご使用下さい)をドライブに入れてコピー開始 |
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編集ソフトを使わずにMODファイルを再生する方法
Everioで撮影した動画はMODファイル形式になりますが、デフォルト(初期状態)では、MODファイルはどのアプリケーションソフトにも関連づけられていません。
.ここでは、MODファイルを付属のDVD再生ソフト=PowerDVD5 NEで再生できるように設定してみましょう。
任意のフォルダの「ツール」から「フォルダオプション」を選択 |
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「フォルダオプション」から「ファイルの種類」を選択し、「新規」をクリック。
次に「ファイルの拡張子」に「mod」と入力して「OK」をクリック
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「拡張子」の中に「MOD」が表示されたら「変更」をクリック |
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「一覧からプログラムを選択する」を選んで「OK」をクリック |
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「推奨されたプログラム」または「ほかのプログラム」の中からPowerDVDを選択 |
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「この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う」
にチェックを入れて「OK」をクリック |
MODファイルをクリックするだけでDVD再生ソフトが立ち上がり、動画を再生 |
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使用ソフト: PowerDVD5 NE/CyberLink製 |
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