ゲートのシャットオフ時にニードル先端がキャビティーに接触しない、非接触型のゲートシール機構を開発。摩耗を抑え、長寿命を実現しました。
バルブゲート方式ですので、糸引きやバリの無いきれいなゲートとなり、しかもその状態を長期間維持することが出来ます。
ノズル内の樹脂の流れを最適化することで、ノズル内での圧力損失を低減し、低圧成形を可能にしました。
システム内の精密な温度管理により、樹脂が理想的な状態でノズルより射出されます。そのため成形品は内部応力が極めて少なくなり、ソリ・ヒケ等の発生を抑えることが出来ます。
圧力損失の少ない高流動ノズルのため、比較的低温での成形が可能です。
また高温シャットオフも出来るので冷却時間の短縮が図れ、サイクルアップが可能となります。
ゲートが比較的大きく取れるので圧力損失を低減でき、しかもゲートをきれいに保つことが出来るので、ゲートの落とし込みや湯溜まりのいらない平面薄肉成形が可能となります。
徹底した熱管理設計により成形条件が安定し、成形機と連動した自動立ち上げも可能となりました。また精密な設計、信頼性の高い部品の使用や空気圧による駆動により、高信頼性と長期間のメンテナンスフリーを実現します。