通常の樹脂成形では、金型内に複数の部品部を持つ場合にそれぞれを繋ぐ流路(ランナー)が必要となります。このランナー部分はコールドランナー方式では、成形の際に製品部分と併せて非常に多く発生しております。 これに対して、ホットランナー方式では、製品部分以外には不要なランナーの発生が有りませんので、プラスチック廃棄物の大幅削減が可能となります。 不要なランナーを出さないための溶融樹脂と固化した樹脂製品との切り分けには、大別して次の1、2の方法が用いられております。
さて、21世紀は「環境の世紀」とも言われ、これに向けISO14000シリーズ取得企業が世界的に急増する等、地球環境保全・資源循環型社会を目指した対応が始まっております。日本では最近特に、プラスチック製品等の焼却時の有害ガス発生や産業廃棄物処理での運営管理等がごく身近な問題としてクローズアップされて来ております。
このような環境下で、当社はJVC・Menor Valve システムの販売を通して、樹脂成形分野の環境保全の観点からも、このシステム導入をご提案いたしております。