ハイブリッドprojection tv
ビッグスクリーンエグゼ開発社インタビュー 01「ビッグスクリーンエグゼ」と従来のリアプロとの違い
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今までのprojection tv(リアプロ)は、大画面ながらも価格は手頃でしたが、画面が暗く、視野角が狭いなどの欠点が指摘されてきました。
どうして今回の「ビッグスクリーンエグゼ」はこれまでにない明るくかつ広い視野角が実現できたのでしょうか?
古田島氏

ランプが明るくなり、光学系やスクリーンの性能も向上したこともありますが、一番の 要因はD-ILA素子の採用です。従来の透過型液晶では40〜60%しか活用できなかった光を、D-ILAでは90%以上活用できるようになったことで、従来のリアプロの常識を超えるを明るさを実現できました。

古田島氏

D-ILAデバイスとはどのような構造と特長なのでしょうか?
片山氏 D-ILAデバイスは半導体素子の表面にアルミ電極画素を敷き詰めて、その画素とガラスの間に液晶を挟みこんだ構造をしています。このデバイスは高密度・明るくしやすい・小さくしやすい・解像度を上げやすいと言う特長を持ち合わせています。そして、一般的なLCOS方式に高画質と高信頼性を同時に実現する独自垂直配向膜の技術を加えて仕上げています。 片山氏

D-ILAデバイスの特長を生かす光学エンジンとはどのようなものでしょうか?
小出氏 超高圧水銀ランプの明るさを最大限生かせるようにデバイスまで投射する光学エンジンで、反射型液晶パネルのほかランプ・レンズ・フィルター・精密ガラスなどのいくつもの高品質光コンポーネントを使って構成したシステムであり、拘りをもった巣晴らしい光学エンジンシステムです。 小出氏

全体の絵作りとしてD-ILAデバイスはどんなメリットがありますか?
青野氏 D-ILA素子は明るさをとれる素子で、明るさがとれると電気系では色々な特殊な処理をしなくてもよいので助かります。ムリな補正をすることがなく素直な画質設計が可能であり、色再現に大きな可能性を秘めているデバイスです。また、素直な画質設計と色再現が期待できるので、非常に魅力的な素子です。 青野氏

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