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青野氏 |
素子(デバイス)・光学系の技術者たちは元々業務畑の人たちがほとんどですが、自分たちのような電計系のメンバーは逆に民生用商品を開発しているため、 VICTOR のポリシーとお客様の視点から見て『きれい』な映像じゃないとダメとお願いしてきました。しかし、小出さんや片山さんからは具体的な仕様が欲しいと要望されかなり憎まれたこともありましたネ。 |
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片山氏 |
そうですネ。そんなこともありました。『きれい』とはなんぞやについてよく討議しました。デバイスとしては明るさを売りにしたいし、余裕がある項目については内容を落としたいところでしたが、青野さんからは『そんなことはまかりならぬ!』と反対されましたネ。
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小出氏 |
業務用の仕様・規格はかなり厳しく重要であり、民生用の考え方とは意見がわかれユーザーからみた視点について勉強させられました。でも、途中からもっと色温度を上げろといわれましたときには正直言ってまいりましたネ。(笑)でも、やってやろうと奮起したことも事実ですよ。今では実行してよかったと思っていますネ。
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古田島氏 |
商品企画から立場としては新しいカテゴリーに VICTOR が参入するので、それにふさわしい斬新でかつ美しくお客様に満足して戴けるようなデザインにして欲しいとデザインセンターへ依頼しました。 |
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新井氏 |
そう言われても、お客様に満足して戴けるようにするのはあたりまえであり、その中でもいかにお部屋にマッチするかが問題として検討を重ねてきました。特に今やliquid crystal televisionやplasma tvを代表するように薄型タイプが普及しているので、奥行きをとらず設置スペースを配慮することも当然ながら検討を進めてきました。その結果が今回のデザインであり斬新さを出せたと思っています。 |
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佐々木氏 |
今回のビッグスクリーンエグゼにおけるデザインは非常に社内でも前評判が高く、このデザインを絶対に崩すことなく進めることが最優先されておりましたので機構設計の立場としては、それを具現化するのに大変苦労しました。特にliquid crystal televisionやplasma tvとは違った仕組みの TV Set ですし、サイズも61型・52型と大画面ですから落とし込むのに大変でしたネ。(笑)その点では、デザインの意図を踏まえて、具現化することができたと思っています。 |
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