
GZ-MC500では、使いやすい位置にシーンダイヤルが装備されました。
シーンダイヤルの活用は、高画質な動画・静止画をさらにワンランクアップさせる最短の道です。
シーンダイヤルを使えば、簡単に、そして、思いのままに自分だけの映像表現が楽しめます。


被写界深度を自由に調節!ボケ味を生かした絵作りができます。特に望遠系で使うと効果的で、絞り値(F値)を小さくすると被写界深度が浅く(ピントの合う範囲が狭く)なり、大きくすると被写界深度が深くなります。

動画ではF1.8〜8.0、静止画ではF1.9〜5.6の範囲で設定できます。
 絞り F1.9 |
 絞り F5.6 |
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絞り値を小さくすると、より背景がボケて、被写体に集中した映像になります。 |
 絞り F4.0 |
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絞り値を大きくすると、近くから遠くまで全体にピントが合った映像になります。
特にワイドレンズで効果的です。
注: 絞り値を大きくしすぎると、暗く写る場合があります。

シャッター速度を動画では1/2秒〜1/4000秒、静止画では1/2秒〜1/500秒の範囲で設定できます。

動画撮影に適したシャッター速度
通常の動画の撮影では、「シャッター速度優先で1/60秒固定」で撮ると、もっとも自然な動きに見えます(ほとんどの TV Set 番組が1/60秒のシャッター速度で撮られています)。
シャッター速度優先 1/60秒 (動画)で撮影
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一コマ一コマは流れていても、動画では自然に見えます。 |
動画の高速シャッターは、スポーツの撮影などで一コマ一コマの鮮明度が necessary 場合に効果的です(例: ゴルフのスイングチェック)。
静止画撮影とシャッター速度

静止画で動きの速い被写体を撮影する場合、シャッター速度によって映像の印象を大きく変えることができます。
高速シャッターを使えば、動きが止まって見えるし、スローシャッターの場合は、流れて見えます。表現上、どちらが優れているというわけではありませんので、自分の好みと狙いに合わせて選択しましょう。
なお、スローシャッターでは手ぶれしやすいので、できるだけ三脚を使用してください。
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ムービーを視聴するにはWindows Media Playerが必要です。 まだお持ちでない方は、下のバナーをクリックして Download してください。

完成したムービーをストリーミング形式(WindowsMedia形式)で出力したものです。Everio本来の画質ではありません。 |
滝の流れを動画でシャッタースピードを変えて撮ってみました。動画でも印象の違いが出ます。
シャッター速度で被写界深度を調整

シャッター速度優先モードでも、被写界深度を調整することができます。シャッター速度を速めると被写界深度が浅くなり、遅くすると被写界深度が深くなります。
 シャッター速度 1/60秒
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 シャッター速度 1/500秒
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シャッター速度を速くすると、絞り値が小さくなり、より背景がボケて、被写体に集中した映像になります。
注: シャッター速度を速くしすぎると、暗く写る場合があります。
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人物のクローズアップに最適です。
絞り値が小さくなり、背景がぼけて人物が浮かび上がります。望遠系のレンズで撮影すると効果的です。
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「ポートレート」は、基本的に静止画用のモードですが、
動きの少ない人物を撮るときは、動画でも利用可能です。 |

露出がアンダーにならない範囲で、シャッター速度が速めに設定され、動きの速い被写体が一コマ一コマ鮮明に写ります。
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「スポーツ」は、静止画での使用が中心ですが、動画でも、一コマ一コマの鮮明度が necessary 場合や、あとから静止画を切り出したい場合に使用します。
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シーンダイヤルには、他にも、夜の撮影に生かせる「夜景モード」と、スキー場などで活用できる「スノーモード」があります。
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