Home  > Product Info >  recording media  > 特集1 こんなに便利！

モータージャーナリスト。ライター兼編集者として自動車を中心に、カーAVやIT・モバイル系の情報誌またはwebで執筆を行う。カーセンサー、カーセンサーEDGE（共にリクルート）などでの連載、TITLE（文藝春秋）にも寄稿。年間100台以上のクルマと50台以上のカーナビ＆カーaudioをテストすることから、業界では「カーナビ伝道師」とも呼ばれている。1959年生まれ。   DVDディスクへ記録する際に、思ったより気にしないのが「録画モード」。1層式の場合だとSP（標準）モードで120分の録画が可能ですが、いつもそのモードで録画して、ディスクを増やしてしまうケースも見受けられます。『VD-R215PA』ならばSPモードで215分、LPモードならば約7時間も録画が可能。これをうまく使って、用途に応じて録画モードを切り替えるのが賢い使い方です。 また記録型DVDはRとRWに大別されますが、何でもRに録画してしまう人も多いようです。RWならば一度録画したディスクに上書き録画出来、繰り返し使えるので、長期的視野で見るとおトクです。用途に応じたディスク選びが必要です。 最近ではやはり子供の運動会など、撮り直しのきかない event は絶対に高画質で残しておきたいですよね。こういう時はXP(最高画質)モードで記録します。運動会とかは平均すると1時間半強なので、今まではDVDを2枚にするか、画質をSPモードにしてダビングしたりしていましたが、『VD-R215PA』ならばXPモードでも約107分の録画が可能なので、1枚で済むのはメリット大と言えます。一方、残しておきたい連続ドラマなどは撮りためをした後、まとめて見るのでLP（長時間）モードを使っています。また仕事関係の資料としてニューモデルの発表会や記者会見などを自動車メーカー別に記録していますが、これもLPモードにすることで資料として1枚にまとめるようにしています。DVD-RWは経済ニュースなど一度見終わったらもう見ない番組の録画に使います。見終わったら即、消去して使いますから出張の際にもディスクの枚数が増えませんから、便利ですよ。 たまに見るのが販売店の店頭に山積みされ、直射日光にさらされた状態のDVD-R。これは、私から見るとナンセンスな販売手法。「商品価値はあるのかな？」と言いたくなります。 また品質以前に、有機色素を含むDVD-Rは紫外線によって変質してしまう可能性もあります。安さに惹かれて購入したくなる気持ちはわかりますが、「安物買いの銭失い」になってしまっては元も子もありません。 とはいえ、大量にDVD-Rを消費する私なので、目の前に「激安」などと表示された文字にクラッと来てしまい、衝動買いをしたことがあります。ちなみに思いっきり太陽の光を浴びた、いわゆる"ノーブランド”の商品でした。「まあ、それでもいいか」と思いながら使ったらこれだ大失敗！とにかくダビング途中でエラーを起こしてしまい、1枚で済むところが4枚目でやっとダビングができた、という始末。こうなると腹立たしさを超えて、もはや諦めの境地です。こうならないためにもディスク選びは慎重に。 とても意外な話なのですが、ビデオと TV Set を接続するコードや端子をきちんと使いこなしていない人を見かけます。最近のflat screen tvやHDD/DVD recorderは高画質なハイビジョン映像を伝送するHDMI（High-Definition Multimedia Interface）端子やD端子などが採用され、地上デジタル放送などの美しいハイビジョン映像を手軽に楽しめる機能が充実しています。 「最新型の TV Set に買い換えたよ！」というあなた。 TV Set やビデオに"その機能”が付いているにも関わらず、まだ普通のピンプラグ型コードを使ってはいませんか？取り付けはカンタンです。しかも特にHDMI接続なら録画したハイビジョン番組の再生画質が驚くほど向上しますので、是非チェックしてください。「ハイビジョン TV Set で、あえてハイビジョン映像を観ないなんて、もったいない！」 長年使っていたCRT TV Set が寿命になったので、気合い一発！flat screen tvを購入しました。同時にHDD/DVD recorderも買い換えたのですが、その際に気にしたのはHDMI端子がそれぞれに付いているか？でしたね。こんな機会ですから、今回『VD-R215PA』を使ってXPモードで録画、一番ポピュラーな『RCAピン端子』→『S端子』→『D端子』そして『HDMI端子』を差し替えて画質チェックをしたのですが、その差は歴然です。片面2層の映像の美しさはHDMIでさらに引き立つ印象ですね。 今や主力であるHDD/DVD recorderですが、ハイビジョン放送の録画などを考慮して、HDDの容量はは日々増えています。「とりあえず録画して、後でゆっくり観よう」とひたすら録画はしたものの、"旬”を過ぎてしまい、結局見なかったりすることも多いようです。また、HDDの信頼性は日々向上しているものの、やはり精密機械ですから、何かの外因でHDDの内容が消えてしまう可能性がないとはいえません。 そのためにも定期的に移す(ムーヴする)ことをおすすめします。せっかく録画した番組ですから、後で「しまった！」ということがないようにしたいですね。またレコーダーにもよりますが、ムーヴやダビング時に「ディスクチェックをする」と言った行程をプラスする機能があり、これを加えることで、ダビング時のエラーを防ぐことが出来ます。作業時間は少し延びてしまいますが、失敗によるデータ消失を回避できる便利な機能です。詳しくはご自分のレコーダーの Operating Instructions をもう一度確認してみてください。 HDDの残り容量は意外と簡単にチェックすることができます。当時160GBのHDD/DVD recorderを使っていた私は「まだまだ容量に余裕があるな」と思い、DVDディスクへのムーヴを面倒に思い、放置していました。そして悲劇は起きました。落雷があり、マンションが全棟停電してしまったのです。停電はすぐに復旧しましたが、再生途中で電源が強制的に落ちたHDDの中身の一部が壊れてしまいました。さらにその壊れた内容が「娘の成長記録」だったので、ショックは隠せませんでしたね。この日から悔い改めた(笑)私は定期的にDVDディスクへのムーヴを行っていますよ。 <<前のページへ 特集2へ>>