DVD-K2についてその特徴を紹介します。
DVDビデオ/audio/ROMの音質・画質向上を実現
当社独自の新技術「DVD−K2」を開発
〜DVD制作プロセス各部門(マスタリング、エンコーディング、カッティング)に導入し、受注を開始〜
日本 VICTOR (株)は、従来のDVD制作プロセスのデジタル信号伝送系に係わる音質・画質上の変化要因を排除し、オリジナルマスターに限りなく近いDVD制作を実現する新技術「DVD-K2」の開発に成功。当社はこの技術をDVDソフトの制作工程(MA、マスタリング、オーサリング、カッティング)の各プロセスに導入し、音質・画質を向上させた「DVD-K2」版DVDビデオ/audio/ROMディスクの受注を7月1日から開始します。
「DVD-K2」は、「DVD-K2マスタリング」、「DVD-K2エンコーディング」、「DVD-K2カッティング」の各DVD制作プロセスの音質・画質向上技術の総称です。
「DVD-K2マスタリング」は、ハイエンドCDソフト「xrcd」マスタリングで培った高音質マスタリング技術をベースに、熟練のマスタリングエンジニアが、DVDビデオの圧縮audio(ドルビーデジタル、DTS、MPEG2)とPCMaudioを、「当社独自の音質改善技術『DIGITAL K2』を核とする最新マスタリングシステム」を駆使して、音を創り上げる技術です。
「DVD-K2エンコーディング」は、当社のオリジナル・ファインパス・エンコード技術を駆使して、熟練のコンプレッショニストが、オリジナル映像に近く最適化した圧縮画像の画創りを行います。
「DVD-K2カッティング」は、CDのカッティングに採用している「K2レーザーカッティング」をスペックアップ。レーザー記録信号の超高速化・超高精度化により、DVDディスクへの対応を実現。「音楽・映像信号=レーザー信号」という発想により、DVD記録信号(8/16変調信号)のジッタ、リップルなどの音質変化要因となる信号外ノイズを除去します。この信号を用いたレーザー記録により、ディスク表面にピュアなPIT形状を形成でき、オリジナルマスターに忠実なDVDカッティングが可能となりました。