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三脚復権!

デジタルハイビジョンによって実現する高画質を生かすためには、時には三脚を使った撮影をしてみるのも良いでしょう。高品質な映像をより魅力的に伝えるためには、三脚を使った安定した映像が適しているからです。

三脚を付けたHD1
三脚を付けたHD1
確かに三脚を持ち運ぶ苦労はありますが、撮影中に水平レベルやカメラの安定に気を使う必要が無くなり、「絵作り」に専念できることは、大きな魅力と言って間違いありません。
三脚の選び方

まず、ビデオ用の三脚を選ぶ際のポイントからご紹介しましょう。

ビデオ撮影では、パンニングした時に水平レベルが狂わないことが重要になります。そのためには、水準器とボールレベラーの付いた三脚を選ぶ必要があります。この二つが付いていれば、どんな所に三脚を立てても、一瞬で正しい水平レベルを得ることができます。


また、パンやティルトのロックを外した状態でパンハンドルを動かしてみて、適当な負荷を感じることも大切です。軽く動きすぎると、パンニングもティルトも上手くできません。
水準器とボールレベラー
水準器とボールレベラー
三脚の立て方

カメラポジションが大体決まったら、カメラの高さに合わせて三脚の足を伸ばします。この時、三段式の三脚だったら、上の段から伸ばすようにします。三脚の太い部分を中心に使うことで、より高い安定度が得られるからです。

三脚の伸ばし方
水平レベルの合わせ方
三脚の伸ばし方
水平レベルの合わせ方

三脚を立てたら、まず水平レベルを合わせましょう。
ボールレベラーのロックを外し、水準器を使って水平レベルを合わせます。こうすることで、パンニング やティルトをしても、水平レベルが狂わなくなります。

少しでもカメラポジションを変えたら、再度、水準器をチェックして、水平レベルを合わせ直すことが、ビデオ用三脚を使いこなす第一歩です。慣れれば数秒で出来る作業ですから、忘れずに必ず行いましょう。
三脚を使ったパンニング

三脚を使ったパンニングは、途中で水平レベルに気をつかう必要がないので、手持ちのパンニングよりも簡単とも言えます。パンニングの動きに集中でき、質の高い映像を撮ることが出来るのです。

ポイントは、体をひねった状態から始めて、パンニングの最後で自然な姿勢(正面を向いた姿勢)になるように体勢を考えること。前半は、多少無理な姿勢になっても我慢です。また、決して途中で足を踏み変えてはいけません。パンハンドルは余り強く握らず、ゆっくりと動かすことを心がけましょう。

三脚を使ったパンニングの姿勢
三脚を使ったパンニングの姿勢
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