- Q わが子をもっとアップで撮影したいのですが?
- A テレコンバージョンレンズ(テレコン)の装着をおすすめします。
運動会は、広い校庭の限られた場所から撮影しなければならず、近寄れません。そんなときに、威力を発揮するのがデジカメにはない高倍率のズーム。しかし、それでも遠方からアップを撮ろうという時には、1.4倍のテレコンが必要になります。運動会の撮影には、必需品です(購入時にはレンズのフィルター径に注意)。ただし、注意が necessary のはテレコン装着時の撮影方法です。Video cameraがほんの1ミリ上下にブレただけでも、写る画像はガクンと大きく動きます。ですから、できれば三脚の使用をおすすめします。三脚が禁止されている場合は、足を肩幅に開き、両腕の脇をしめた安定した体勢で、Video cameraをしっかりと支えて撮影しましょう。 - Q 上手に撮れるようになりたいのですが?
- A よその子が競技するときに撮影して練習しましょう。
自分の子が走るときに、いきなり撮影しても上手く撮ることはできません。そこで、自分の子の順番が来るまでの時間を利用して練習をします。撮影位置はここでいいのか、ズームは何倍くらいが良いか、Video cameraの動かし方はこれでいいのかなど考えなら、実際に撮影してみると次第に上手くなるのがわかります。特に Everio は不要な映像は削除できますから、練習で撮影した映像を見て確かめ、その後ですぐに削除できるのでとても便利です。 - Q 周囲の話し声を抑え、目的の音声だけ収録したいですが?
- A 外部マイクの使用をおすすめします。
Video camera本体に付いているマイクは無指向性といって、周囲360度の音を収録します。しかし、外部マイクには指向性があります。写真のマイクは単一指向性という特性で、マイク本体から前方へ180度の範囲の音を主に録音します。ですから、Video camera本体の後ろ側のおしゃべり音の収録を抑えることが可能になるのです。なお、外部マイクで収録時は、液晶モニターに音声入力レベルが表示されます(出荷時の設定)。もし、この入力レベルの表示が出ない場合は、ピンプラグがきちんと差し込まれていなかったり、マイクの電源がOFF、または外部マイクの故障が考えられますので、撮影時には表示が出ていることを確認してください。 - Q プロのように迫力ある映像を撮りたいのですが?
- A アップショットで撮ったり、カメラのアングルに変化を
一般の方が撮る映像で、よく見るのが常に頭から足までフルショットで撮った単調なもの。これでは、面白みがありません。運動会という短時間の競技では難しいかもしれませんが、時には首から頭までのアップショットだったり、胸から上のバストショット、腰から上のウエストショットを織り交ぜながら撮影すると変化があり、迫力を感じられる映像になります。また、可能な場合に限りますが、ズームを広角側にして被写体に近づき、下から見上げるように撮ると、迫力がアップします。

テレコン購入時はフィルター径を確認してください。

テレコン使用時は三脚の使用が理想ですが、三脚禁止の場合は安定した姿勢で撮影。

わが子の順番が来るまで、よその子で撮影の練習をします。

運動会ではマイクだけをspeakerに向けて撮影するとより音楽を明瞭に録音できます。

近づけるならば、広角側で下から見上げるように撮ります。