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Home  >  Business Products  > Acoustic Design / Consultant  > 音響測定・調査 > 音声明瞭度(STI)

Acoustic Design / Consultant

音響測定・調査

音声明瞭度(STI)

定 義

STI(Speech Transmission Index)とは、ホ-ル等の室内音場における音声の聞き取り易さ(音声明瞭度)の評価法としてHoutgast氏などにより研究提案されたものであり、音声の明瞭度を数値で表現、評価することができます。
STIは、音源位置で発せられた音声波形の包絡線が受音位置でどのくらい保たれているかに着目した明瞭度評価指標で表現されます。測定には、ノイズと正弦波を掛け合わせた信号を用います。音声信号は100%変調の波形で、その波形が受音位置で、ホ-ルの残響や騒音等により変調度が変化する度合いにより求められます。
また、伝送系のインパルス応答からも、これからの値が求められることがSchroeder氏により示されています。
STIの値は、STIの簡易測定によるRASTI(Rapid STI)で用いられている基準により下図のように、BAD〜EXELLENTで評価されます。




測定方法

マイクで人がスピーチした場合を想定した音声明瞭度の測定は以下のようにして行います。
安全拡声利得測定時と同様、マイク通常使用位置に拡声用マイクと疑似音源用小型スピーカをセットします。音響分析器の測定信号を小型スピーカから発生させ、場内で拡声された音を客席にて測定します。
測定はM系列信号を音源に用いたインパルス応答測定法にて行い、測定されたインパルス応答よりSTIまたはRASTIを算出します。


ブロック図