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デジタルハイビジョンムービーで撮る伝統の技
金沢で加賀和傘の伝統を守っている松田弘さんを取材しました
(5分23秒)
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Real
Video 700Kbps (ブロードバンドのみ対応)
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デジタルハイビジョンムービーHD1で撮影した映像をストリーミング用にダウンコンバートしていますので、本来の画質ではありません
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加賀和傘の技
北陸の古都・金沢でただ一人加賀和傘の伝統を守っているのが松田弘さんです。
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松田弘さん
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もちろんすべて手作り。一本作るのに最低5時間もかかります。竹の骨を組み、自分で調合した糊で和紙を貼り付けていきます。 加賀和傘は冬の厳しい気候にも耐えるよう堅牢な作りが特徴。そのための知恵として、傘の中心部には四重に和紙を張ります。大切に使えば50年は使えるとも。
堅牢であると同時に優美さを持っているのも加賀和傘の魅力です。そこには加賀百万石のもとで育まれた豊かな加賀文化を見て取ることができます。
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撮影のポイント
今回の映像では、松田さんへのインタビューを挿入しながら、加賀和傘作りの工程を追いました。導入は金沢の風景。そして松田さんのお店のたたずまいです。
「技を撮る」といっても、そこに至るための映像的なプロセスが必要です。こういった撮影では、町のロングショットと撮影場所の外観は必ず撮っておきましょう。
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金沢のロングショット
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松田さんのお店の外観
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工程の撮影は、何と言っても指先の動きがハイライトです。しっかりとクローズアップで寄って、加賀和傘の伝統の技が伝わるように工夫しました。
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竹の骨に糊を塗っていく
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中心部を強化する加賀和傘ならではの技法
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最後は完成した和傘の紹介です。微妙に光を透過する和紙に描かれた絵柄は、傘を外から見た時と中から見た時では違った印象を持ちます。
ホッと包み込んでくれるような加賀和傘の持つ温かさは、差したことのある人にしか分からないとされますが、デジタルハイビジョンムービーの高画質・高精細が内側から見た和傘の絵柄の魅力を余すところ無く伝えてくれました。
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取材協力:
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松田弘(松田和傘店)
住所:〒921-8023 石川県金沢市千日町7-46
電話:076-241-2853
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