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前売完売となった老舗シアターのバタクランでは、スウェーデンで絶大な人気を誇るピアノトリオ、E.S.T.とノルウェイ出身のギタリスト、アイビン・オールセットが、スカンジナビアン・ジャズを披露。同じ頃、ニューモーニングでは、会場をいっぱいにした聴衆が、ロン・カーター、ラッセル・マローン、ステファン・スコットによる演奏に耳を傾け、魔法にかけられたように魅了されていました。
凱旋門近くにあるホテル、メリディアンの中にあるジャズクラブでは、アフロポップのスター、マヌ・ディバンゴが、フランス人ビブラフォニストのダニー・ドリスと共演。コラボレーションで、シドニー・ベシェのためのトリビュートを捧げました。また今回、JVCパリ・ジャズフェスティバルの新たな会場に加わった、バスティーユ近くに位置するチャイナクラブでは、若手ミュージシャンの奏でる新しい響きが、期間中の一週間、途切れることがありませんでした。中でも、若き天才ボーカリスト、ロビン・マッケル、話題のトランペッター、ジェレミー・ペルト、またテキサス・スイングやロカビリーでセンセーションを巻き起こしたジェームス・ハンターのコンサートは、どれもチケット完売となる大盛況でした。