動画の編集で大切なことは、作品を見終わった人に登場人物の想い、そして、撮影者の想いが伝わることです。逆に言えば、それが実現していれば、どの様な方法、どの様なスタイルで編集してもOKです。
しかし、『想い』と言われても…と感じるのも無理はありません。
動画のHistory は、たったの百数十年。ムービー作りに難しい決まりや文法などありません。大胆に行きましょう!というのが本音なのですが、そこには、ほんの少しの基本テクニックがあります。
まず、映像を見ている側が違和感を感じない編集にすること。これは人物を撮っても、風景を撮っても共通することです。では、その違和感の基準は?編集している自分が違和感を感じないことです。カットとカットをつないでみて、一回目に見た瞬間、少しでも違和感があったら、その編集はNGだと思ってください。悪い例としては、同じ様な構図を続ける編集、時間経過を無視して人物が移動している編集などが挙げられます。様々なサイズのカットをバランス良く編集すること。そして、最低限の『時間の省略』のテクニックを理解するが第一歩です。
参照→撮影塾『サイズって意識していますか』
参照→撮影塾『映像作りの醍醐味=時間の省略』
では、作例を見ながら、作品タイプ別の簡単なテクニックをご紹介していきましょう。
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